本日(2023年9月19日)、当社は過去最大の資金調達ラウンド(2億3800万米ドル)を発表し、新たな企業評価額は30億米ドルを超えました。これは Catoの成功のみならず、企業インフラにおける広範な変化を示す、注目に値する成果です。
私たちはデジタル・トランスフォーメーションの時代を生きています。競争力を身につけ、コストと複雑さを軽減し、顧客満足度を向上させるために、あらゆる企業がAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)と同等の敏捷性、拡張性、回復力を備えたいと考えています。しかし、その目標達成のためには、ネットワークとセキュリティの両方を含む企業インフラ自体がデジタル変革を達成しなければなりません。デジタル・ビジネスを妨げるのではなく、成功に導くものでなければなりません。セキュリティー・プラットフォームはその第一歩です。
プラットフォームは厄介なものです。その定義上、プラットフォームとは単一のベンダーから提供され、その企業のほとんどの要件をカバーする必要があります。しかも、それだけでは十分と言えません。あるベンダーは、買収によって手に入れて組織的に構築した製品を「ツギハギする」ことで、プラットフォームを構築したように見せかけています。こうした場合、プラットフォームはすべての機能をカバーするかもしれませんが、そこにまとまりのある統一感はなく、統合されていないコンポーネントの集合体のように感じられます。これはすべての買収型ベンダーに共通する課題です。彼らは健全な財務状況という利点を提供しますが、期待されたプラットフォームのメリットを提供するには至っていません。実際、彼らは製品のポートフォリオを持っているにすぎず、プラットフォームには程遠いものです。
Cato named a Challenger in Gartner’s Magic Quadrant for Single Vendor-SASE | Get the ReportCatoは2015年、クラウド時代に向けたネットワーキングとセキュリティのプラットフォームをゼロから構築する旅をはじめました。当社の目標は、単に多くの機能要件をなるべく早くカバーすることだけに留まっていませんでした。むしろ、IT部門における非生産的な単純作業を軽減しながら、最大限のセキュリティ体制と最適なパフォーマンスを維持する、統合されたグローバル・クラウドネイティブ・サービスを活用した、シームレスでエレガントなエクスペリエンスを提供したいと考えていました。あらゆる場所からの利用が可能で、一貫性のあるサービス・アーキテクチャにより、最大規模のデータセンターから個人ユーザーに至るまで、スケーラブルで柔軟性のあるセキュアなアクセスの確保が実現しました。
当社は過去8年にわたり、ガートナーが2019年にSASEと名付けたこの革命的なアーキテクチャを成熟させ、2,000社以上の顧客に提供する機能を迅速に拡大するために取り組んできました。また顧客ベースだけでなく、Catoを利用する企業の規模や複雑さも拡大してきました。当社顧客は、インフラストラクチャの変革と最新化の過程で、既存ベンダーが提供する多くのアプライアンス型やクラウド型サービスを持続的に利用するスキルやリソースを見つけることができず、Catoに乗り換えています。
新しいプラットフォームを構築するというのは、野心的な試みです。潜在顧客は、長い間使い慣れた “既知の悪” であるレガシー・アプローチか、より高性能かつ効果的なネットワーキングとセキュリティプラットフォームである当社ソリューションか、どちらかを選ばなければならない状況に置かれています。
本日の資金調達ラウンドが、当社の進む道が正しいことを証明しているといえるでしょう。当社は何万もの拠点、何百万人ものユーザーを抱える当社顧客に、唯一の真のSASEプラットフォームを提供し、業務遂行に必要不可欠なビジネスオペレーションを実現することで信頼されています。また、当社のビジョン、ロードマップ、そしてネットワーキングとセキュリティを変革し続けるという当社の使命に共感する、既存および新規の投資家からも信頼を得ています。
SASEは、未来そのものです。当社はそう想像し、投資し、構築し、信じています。
Cato。それは、SASEの代名詞。