Cato Networksが業界初のSASEネイティブIoT/OTセキュリティソリューションを発表

2024年12月12日

Cato IoT/OTセキュリティ は、SASEベースの保護をIoT/OT環境に拡張し、複雑さを軽減しながら可視性とセキュリティを向上させます。

2024年12月10日、イスラエル、テルアビブ – 本日、SASEのリーダーであるCato Networksが業界初のSASEネイティブIoT/OTセキュリティソリューションを発表しました。Cato IoT/OTセキュリティの導入により、Catoは企業がモノのインターネット(IoT)と制御・運用技術(OT)デバイスの管理とセキュリティを劇的に簡素化できるようにします。Cato IoT/OTセキュリティは、デバイスの検出と分類、ポリシーの適用、脅威の防止をSASEプラットフォームに統合します。    

Cato IoT/OTセキュリティは、Cato SASEクラウドプラットフォームのネイティブ機能であり、企業はボタンをクリックするだけで新たなソリューションを即座に起動できます。追加のハードウェアやソフトウェアをインストールしたり、設定したりする必要はありません。Cato IoT/OTセキュリティは、2024年1月のCato XDRとCato EPP6月のCato MSASE10月のCato DEMのリリースに続いて、Cato SASEクラウドプラットフォームにおける今年5番目の大規模な拡張となります。  

Shlomo Kramer(Cato Networks共同創設者兼CEO):「Cato Networksは、IoT/OT セキュリティソリューションをゼロから構築し、単一のクラウドネイティブプラットフォームからネイティブに提供する唯一のSASEリーダーです。一部のSASEポートフォリオ企業は、取得したポイントソリューションを再パッケージ化することでIoT/OTセキュリティに対応しており、お客様は複雑なデプロイメントと統合の処理を強いられることになります。この方法は、コスト、運用上の負担、セキュリティギャップを増大させるため、SASEプラットフォームの特長である簡素化が損なわれてしまいます。Cato IoT/OTセキュリティなら簡素化が可能です。統合は必要なく、そのまま機能します」。 

IoT/OT:拡大し続ける攻撃対象領域 

IoT/OTデバイスは、企業のセキュリティ態勢において致命的な弱点となっています。Gartner®のレポートによると、「2025年までに、企業の85%以上が、ノートパソコン、デスクトップパソコン、タブレット、スマートフォンよりも多くのスマートエッジデバイスをネットワーク上に持つようになる」とのことです。企業が使用するIoT/OTデバイスの多くはセキュリティ機能を備えておらず、旧式のハードウェアやソフトウェアで動作しているケースが多く、非常に脆弱なデバイスも珍しくありません。  

高度な脅威に対する保護能力が限られているため、IoT/OTデバイスへの攻撃はビジネスに深刻な弊害をもたらす可能性があります。このような弊害には、生産停止、安全上のインシデント、経済的損失、評判の低下などが含まれます。  

CatoがSASEベースの保護をIoT/OT環境に拡張 

企業に必要なのは、IoT/OTデバイスの検出、可視性、ポリシーの適用、脅威防止を提供するIoT/OTセキュリティソリューションです。Cato は、Cato IoT/OTセキュリティでこれらのニーズに対応します。このセキュリティソリューションは、Cato SASEクラウドプラットフォームを以下のようなIoT/OT機能で拡張します。  

  • デバイスの検出と分類 :追加の統合を必要とせずに、IoT/OT環境を即座に可視化できます。専用に構築されたAIおよびML機能がIoT/OTデバイスを識別し、種類、メーカー、バージョンなどの特性を可視化します。これにより、セキュリティの盲点がなくなり、IoT/OTデバイスの識別が加速します。   
  • ポリシー適用:詳細なアクセスポリシーを定義して適用します。ルールは、特定のIoT/OTデバイスの特性に基づいて設定することも、デバイスグループの種類、メーカー、モデル別のグループ化に基づいて設定することもできます。IoT/OTネットワークへのアクセスを制御することで、企業ネットワークのセキュリティを確保し、攻撃対象領域を縮小します。 
  • 脅威に対する防御:Cato DNS SecurityCato IPSCato NGAMなど、Catoの高度な脅威防御機能でIoT/OTデバイスを保護します。これにより、既知および未知の脅威に対する保護と安全策が提供されます。  

Chris Simons氏(Oregon Tool社、インフラストラクチャおよびセキュリティ担当グローバルITマネージャー):「SASEのニーズに対応するために従来のベンダーからCato Networksに切り替えて以来、最大のメリットの一つはコスト削減です。SASEプラットフォームでセキュリティとネットワークを統合することで、オーバーヘッドをほとんど発生させることなく、新しい機能を有効にすることができます。Cato IoT/OTセキュリティにより、企業はコスト効率のメリットが得られると考えています。また、統合が不要で、検出、可視性、適用、脅威防止のすべての面を単一のソリューションでカバーします」。 

John Grady氏(Enterprise Strategy Group(ESG)社ネットワークセキュリティおよびWebアプリケーションセキュリティ担当主席アナリスト):「IoTとOTは、企業にとって可視性とセキュリティという2つの主要な課題をもたらします。どのIoTデバイスやOTシステムがネットワーク上にあるのかを把握するのは簡単なことではありません。しかも、IoTデバイスは設計上、安全性が低いことが多く、重要なインフラのOTシステムは一般的にパッチ適用が困難です。SASEプラットフォームをIoT/OTセキュリティに拡張することで、Cato Networksは、接続されたデバイスやシステムをより効率的に検出して保護できるように企業を支援してくれるでしょう」。 

利用可能状況 

Cato IoT/OTセキュリティは、世界中のお客様に一般に提供されています。  

各種リソース 

  • Cato IoT/OTセキュリティの詳細については、製品ページをご覧ください。  

Gartnerに関する免責事項 

Gartner、2022年エッジ(IoT)ネットワーキングの戦略ロードマップ、Tim Zimmerman、Nick Jones(2023年12月4日) 

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Cato Networksについて 

Cato Networksは、単一のクラウドプラットフォームでエンタープライズセキュリティとネットワーキングを提供します。このSASEのリーダーは、脅威の防止、データ保護、タイムリーなインシデントの検出と対応を容易に提供するシームレスで洗練されたカスタマーエクスペリエンスを実現します。Catoを利用することで、高価で柔軟性に欠けるレガシーインフラストラクチャを、SD-WAN、専用のグローバルクラウドネットワーク、そして組み込みのクラウドネイティブセキュリティスタックを基盤としたモジュール型のオープンなSASEアーキテクチャに置き換えることができます。  

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